打開が難しい非モテ「アスペルガー」から考察するモテ要素に最も必要なものとは?

不細工や低年収や内気などの非モテ要素はまだ打開が簡単な部類だと思うけど最も難しいのは「場の空気が読めないアスペルガータイプの非モテ」だと思う。

近年になってアスペルガーという言葉が認知されネットスラングの一つと言ってもいいくらいに広まった。迷惑な人、空気の読めない人の総称としてアスペルガーという言葉が多くの人に気軽に使われてる。

精神科領域の専門用語なんて客観的な定義などあってないようなものだけどアスペルガーという言葉も実に曖昧だ。

空気が読めない、場違いな発言をする、気が利かない、など独特の性質の人のことを指す言葉だけど、この性質は恋愛をする上でかなりのハンディキャップになってしまう。

会話というコミュニケーションは言葉による情報量はかなり比重は低くて声の大きさ、容姿、ニュアンス、表情、ジェスチャーで相手の「言葉にならない言葉」をみんな理解し察しながら会話を進めている。

会話で言葉の占める比重は実はさほど大きくはない。

これはメラビアンの法則と言われてて会話での言葉が占める割合は7%程度らしくてかなり低い。

視覚情報(Visual: 55%):見た目・表情・しぐさ・視線など
聴覚情報(Vocal:38%):声のトーン・速さ・大きさ・口調など
言語情報(Verbal:7%):話の内容など

http://www.motivation-up.com/motivation/merabian.html

そしてこの会話というコミュニケーションに大きな比重を占める表情、しぐさ、声の大きさなどの一挙手一投足は矯正が効きにくい。

ここに非モテ脱出の難しさがある。

人間の挙動は無意識から起こるものだから自覚することが難しい無意識をコントロールするという壮大な作業に挑戦しなくちゃならない。

言葉はいくらでも試行錯誤が出来るし、あらかじめ準備も出来るけども、言葉以外の情報を用意周到に準備することはとても難しい。

これは持って生まれたポテンシャルに依存すると俺は思う。練習や訓練で簡単に修正が効くようなものではない。

しかしこの言葉以外の意識下でのコミュニケーションは普通の人であればイージーなことなんでいちいち話題にすら上らない。

多くの人には息を吸うくらい当たり前に簡単に出来ちゃうことなんだけどそれが出来ない人がいる。

コミュニケーションにおける暗黙の了解のルールがわからない人。

例えば太ってる人に「太ってますね」と言ってしまう。

「えーだってほんとに太ってるし。本当のこと言ってるだけなのに。これが悪いことなんですか?なぜ悪いことなんですか?」となぜヒンシュクを買うのかも理解できないし、そしてそこに悪意はまるでない。

得てしてそういうアスペルガー傾向にある人は頭脳明晰だったりして知能指数とは関係がない。

真実であっても言ってはいけないこと、真実であり言ってもいいこと、相手が言ってほしいこと、相手が言って欲しくないこと、などコミュニケーションにおける暗黙の了解はまるで宇宙のような膨大な量があるんだけど、その領域がすっぽり抜けている。

そういう人は「変な人」「うざい人」と今まで敬遠されたりしてきたが、アスペルガーという診断名がつくようになって社会問題になりその存在が浮き彫りになった。

いろんなタイプの非モテと交流したけど非常にレアケースで滅多にいない人種ではあるが矯正が効きにくいと感じた。多くの非モテ状態に陥ってる人は内向、内気、引っ込み思案、思い込み、シャイの類でそれらの打開は実は本人が悲観するほど難しくはない。

思い込みという認知の歪みは「行動」が直効するしシャイな性格は「場数」を踏めば嫌でも治る。

行動することによっていとも簡単に矯正される。

ただ「空気が読めない」となると行動しても意味がない。まず本人にも空気が読めないという自覚すらないのだから。

アスペルガーは一つの個性であり共生していく、というのが精神科領域でのスタンスであり具体的な根治方法や解決策も聞いたことがない。

「空気を読む能力」というのはモテに必須なので不細工、内気、引っ込み思案はそれほど重要な問題ではない。まずこの空気を読む能力がないとイケメンだろうが高年収だろうが恋愛とは疎遠になってしまう。

恋愛とは空気の読み合い。言葉にならない相手の言葉をいち早く理解し察する作業の連続だ。

モテる人を観察するとこの空気を読む力が異常にある。

「言いたくても言えない」なんて心情は誰にでもあると思う。

本当に言いたいことに限ってなかなか言葉になりにくいものだ。

言葉にならない言葉。それこそが実はとても重要な本心だったりする。

その「言いたくても言えない言葉」を理解してくれる人、察してくれる人はとてもありがたい。

言いたくても言えないことを表情、しぐさ、声のトーン、速さ、間など微細な情報からすべて察してくれて瞬時に理解してくれる異性。

自分の深い沈黙の意味を絶えず理解してくれる異性。

一緒にいて沈黙に耐えられる関係はとても大切だと言うがまさにそれがこれだ。

想像してみればわかると思うが、そんな異性がいたら惚れてしまうと思う。

流暢な会話でも素晴らしい理屈でもなくて、それが実はコミュニケーションにおいて一番重要なことで、大きなモテ要素だと俺は思う。

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